*空の境界読み終わりました

すごい面白かったですね〜
400ページ以上で上下巻あるからゆっくり楽しもうと思って暇な時にちびちび読むくらいだったんですがあっというまでした
ときとき難解な言い回しとかもかなりでてきたけどなんでか理解するのは楽でしたね
むしろあれを書ける作者がすごい
なんか全体の構成として月姫に似てましたねぇ
直死の魔眼月姫アイデンティティとも言えるものだから当然のごとくでてくるけど「死を視る」ということについての説明がより詳しくてよかったですね、気になってたんでw(まぁ活字だし)
っていうか思ったんだけど月姫本編と登場人物が似すぎてますよ
蒼崎姉妹はぜんぜん別人だったんですが黒桐兄妹なんかはほぼ一緒
っていうか橙子さんと蒼子さんは疎遠だったんですねー
二人とも魔法使いなのに橙子さんにいたっては攻撃魔法これっぽっちも使えないし
っていうか橙子さんがvsアラヤで使用した使い魔が非常に気になる(人形っていうよりほとんど化け物ですやん)
黒桐兄妹は顔から性格までソックリすぎますよ
黒桐妹の学校もかなりそのまんまだししかもさりげなく同級生に瀬尾がでてきてる
アラヤはアラヤでイメージがネロ教授そのまんま・・・(口調思想共に)
まぁこいつらも両儀式もいいキャラなんで別にいいんですけど( ´ー`)


呼んだ感じ本のテーマは題名どおり「境界」なのかな?
文中でもでたけど大極で言うと陰と陽のような部分。日常・非日常の境界も割りとはっきりしてましたしね
ただ黒桐幹也を陽・日常とおくなら主人公格の一人である式の立場がどっちつかずなんですね
日常の中にいながら死を視る・殺人衝動、という非日常をかかえ陰と陽の二つの自分を持つ
ひょっとしたら「虚無」という起源である式がどっちつかずな境界という立場にいることそのものを本のタイトルにしたのかな?
まぁぶっちゃけどうでもいいけど┐(´∀`)┌


そして以下ネタバレ含
っていうかこの本文中のあちこちに伏線多すぎなんですよ^^;
多分最後まで伏線であることに気づきもしない人も多くいるかと・・・
多分俺もいくつか見逃してるんでしょうね;


式の起源が「虚無」ということについては大体予想がついてたんですがその定義を見るとぜんぜん違ってましたねー
式は人より起源に近い故に生まれる殺人衝動
式が殺人を犯す理由について考えてみたときに式は殺人を犯すことでだんだんと「空」の状態になっていくように思えたんですね
式が最も嗜好する殺人という行為を重ねる、禁忌を犯すことによって生まれる葛藤に耐えられなくなり自然と自信と消滅を望むようになる
事実式の昏睡の理由は幹也を殺したいという葛藤に耐えられず消えることを望んだものからきたことですし
人は己の起源へと知らずに近づく、だから殺人を嗜好するということが空へとなることにつながるから結果式の起源は「虚無」である、と
答えはあってたけど途中式に共通点が全くなかったですね┐(´∀`)┌
解答として視点をあてるべきは殺人衝動で無く直死の魔眼
たしかにそっちのほうがよっぽど特殊ですねぇ・・・
自分は殺人衝動から結果へと思考がいっていたんですが回答は逆でした
「虚無」という起源があるからこそ殺人衝動がある
まず直死の魔眼について
これについては両儀の血筋かなくらいに考えてたんですがこれこそが式の起源から来る能力だったみたいですね
誰よりも得意な起源を持つものとしては確かにふさわしい
まぁ式の殺人衝動については
起源が「虚無」である式が全ての者を無に帰したいと思うのは当然のこと、そのために全てを殺せる直死の魔眼がある、というのが解答でした
(まぁわかりやすく「解答」って言葉を使ったけど本当なそんなもの存在シテマセンヨ)


っていうかそろそろ風呂はいるんでこの辺できりますか( ´ー`)


とりあえず明日の休みが非常に楽しみです、はい